ELLEGARDEN
皆さんは、ELLEGARDENというバンドをご存知だろうか。
日本を代表するインディーズ・ロックバンドである。
彼らが今日、活動休止を発表した。
1998年12月の結成から約10年。
私が愛してやまない彼らの音楽、ライブ、言葉、情熱、全て。
次に彼らに会えるのはいつになるのだろう。
彼らとの出会いは3年前のちょうど今頃の時期だった。
家の近所のレンタルビデオ店に自転車を走らせ
当時ハマっていた単館系ロードショーのDVDを借りに行った私は
2階のDVDコーナーに行く前に
なんとなく1階のCD販売コーナーに立ち寄った。
いつもならまっすぐ2階に上がるのに、その日はなぜだろう。
春の暖かい日差しが
ココロにほんの少しのゆとりを作ってくれていたような気がする。
その穏やかなココロが1枚のCDによってかき乱されていくことを
その時の私は知る由もなかった。
昔から音楽は好きだったし
どんな音楽もえり好みせずによく聴いた。
しかし、これといって大好きなアーティストがいるわけでもなく
突出して好きなジャンルもなかったので
結局よく聴くものは他人の影響に大きく左右されていた。
CDはもっぱらレンタルばかりで、買うことは稀だったし
自ら知らないアーティストの曲を視聴するなんてことは
考えつきもしなかった。
本当にあの日の私はどうかしていたのだ。
気が小さい私はまず、店内の人の数を確認した。
店員の位置。
お客さんの場所。
ぐるっとCD販売コーナーを見渡し
人が少ないことを確認すると端っこにある視聴コーナーへ行き
大きな黒いヘッドホンを手に取った。
慣れないので操作方法がよく分からない。
自分が何を聞くのかも分からないまま「PLAY」ボタンを押す。
機械が動き出す。
でも、なかなか音楽が始まらない。
( 「コイツ、慣れてないな。」 と思われるのが恥ずかしい。。。)
そう思い、焦った私は「VOLUME」ボタンをガチャガチャ押した。
その時だった。
ネイティブ並に綺麗な発音の英語が聞こえてきた。
ちょっとハスキーな高音だ。
聴いていてとても心地が良い。
静かなオープニング。
それに続いてドラム・ベース・ギターの大音量の演奏。
これぞ、ロック!!!
脳天にカミナリが直撃したような衝撃。
脳内から一気にアドレナリンが吹き出し
腕の毛が逆立つのを感じた。
目をつぶりヘッドホンを両手で耳に押し当て
彼らの音をもっと感じ取ろうとした。
毛穴から一つ一つの細かい音が
体内に入り込んでくるような感覚。
彼らの奏でる音のオーラのようなもので
全身をすっぽりと包まれるような
まるで世界に自分とその音楽だけしかないような感覚。
彼らの刻むビートがなぜ、機械を通して
こんなにもまっすぐに伝わってくるのだろう。
私が視聴していたのは発売になったばかりの
ELLEGARDENの4thアルバム「RIOT ON THE GRILL」だった。
5分後。
私はそのCDを手に取り、まっすぐレジに向かっていた。
彼らとのそんな出会いから3年。
ワンマンライブやロックフェス、イベント、ラジオなど
さまざまなシーンでELLEGARDENというバンドを見てきたし
彼らの伝えたいものを感じてきたつもりだ。
励まされ、涙したこともあった。
彼らがいてくれたからこそ、前向きになれたこともたくさんある。
そんな彼らが活動休止。
このニュースがショックでないはずがない。
でも、私にとってELLEGARDENは普遍的な存在だ。
彼らの音楽は、私のココロに染み渡り
胸の奥でいつも脈打っている。
彼らの活動再開を信じて、いつまでも待ち続けよう。
そして次は最高の笑顔で彼らと再会したい。
いつものように、彼らが愛するライブ会場で!
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